サポートページメインへ 最新情報


SCSIデバイスエミュレーション方法
最終更新日:平成20年06月5日

ルーMSXはver0.31以降、ハードディスクやCDロムなどのSCSIデバイスのエミュレートをサポートしております。が、動作に必要なファイル等が同梱されていない上に、複雑な操作が必要となっておりますので、別個に説明させて頂きます。
現在、NOVAXISのハードディスクの使用に限られた説明、それも最低限のものとなっております旨を、ご了承ください。
現時点のこのページの説明は、ver0.31用のものです。

1. 最初に

事前に、下記の事項をご了承ください。

2. 必要ファイルの入手

Hans Otten さんのサイト内の、Novaxis ROM images in this archive: というリンクから、ハードディスク用カートリッジのROMイメージアーカイブをダウンロードし、解凍してください。
三つのロムイメージファイルが同梱されています。
次に、Marcel Delorme さんのサイト内に行き、 「NOVAXIS SCSI Interface」メニューを選択し、 NFDISKというユーティリティーのアーカイブをダウンロードし、解凍してください。
NFDISK.COM というファイル一つが同梱されています。

3. ハードディスクイメージの作成

まず、とりあえずファイル→コンフィグと辿り、「MSXコンフィグを選択する」メニューを開いて、「TR800」を選択しOKを押すことにより、ルーMSXをターボRモードにします。
次に、 エミュ→デバイスと辿り、「SCSI」タブを押すと、下記のメニューが開きます。

※上記のメニューは、以前に別のハードディスクイメージがマウントされていたため「メディア:」の欄に表示がありますが、初回の時点では「メディア:」欄には何も表示されていません。

「新規」を押すと下記の画面が開きます。

とりあえず、何も変更を加えずにOKを押します。
ファイル名を聞かれますので、ここではnewhard.hdという名前でセーブすることにします。

ハードディスクイメージの作成が始まります。作成中は下記のように進捗状況が表示されます。

このウィンドウが消えた時点で、ハードディスクイメージの作成が完了します。

4. ユーティリティーディスクイメージの作成

Disk Manager(http://www.lexlechz.at/ → Disk-Manager。こちらも参照してください)を使用して、空のMSXDOS2フォーマットのフロッピーディスクイメージ(ここに用意しておきました)の中に、 ご自分で用意されたMSXDOS2.SYS、COMMAND2.COM、2.で入手されたNFDISK.COMを放り込んでセーブしてください。

ここでは、このフロッピーディスクイメージを、nfdisk.dsk というファイル名にします。

5. ハードディスクイメージのパーティション作成

ルーMSXのA:ドライブに、nfdisk.dsk を挿入します。

その後、 スロット1に、novaxis romイメージの内の一つを挿入します。
注意:現在、96で終わる名前のROMイメージは対応していないようです。他2つの内一つを選んでください。

開くを選んだ後、「メディアの交換」ダイアログ内OKボタンを押すとルーMSXが再起動します。ハード起動を選んでください。

再起動後、ハードディスクイメージがマウントされた状態では、SCSIデバイス確認メッセージとして、まず下記のメッセージが表示され、

次に下記のメッセージに変化します。

しばらく後、「B>」というMSX-DOSプロンプトが表示される筈ですので、nfdisk と入力しリターンキーを押します。

※この時点で、ルーMSXが通常解像度の場合は、 設定→解像度と辿って「高解像度」に変更し、エミュ→サイズと辿って「1:1」を選択してください。通常解像度のままでは、以降のメッセージが読めません。

NFDISK のタイトル画面が表示されます。

何かキーを一つ押して次に進みます。

次のようなメニュー画面が表示されます。

INSキーを押します。次のようになります。

特に変更の必要がないと思いますので、何も入力せずにリターンキーを押します。次のようになり、パーティションが設定されます。

※INSキーによるパーティション作成は、ハードディスクイメージの容量の限界に達するまで32回まで行なえますが、現時点のルーMSXは二つ以上のパーティションに対応していないようです。造ってしまった場合は、余分なパーティション上でDELキーを押し、Yを選択して削除してください。

wキーを押します。下記の確認画面が表示されます。

yキーを押して設定したパーティションを実際にハードディスクイメージに書き込みます。

と表示されますので、何かキーを押してこの表示を消してください。

最後に、ESCキーを押し、NFDISKを終了させます。
(最後の設定変更以降、書き込み作業を行なっていなかった場合警告メッセージが出ます。ミスである場合はn、そうでない場合はyを選んでください。)
下記の表示が出ます。

何かキーを押すと、ルーMSXが再起動します。

6. ハードディスク付起動

まず、5.で述べたSCSI確認メッセージが表示されます。その後、パーティション作成が成功している場合は、MSX-DOSコマンドプロンプト「B>」ではなく、下記のBASIC画面が表示されます。「B>」と表示された場合は、5.の作業をやり直してください。

この状態で、エミュ→デバイスと辿り「SCSI」タブを選択すると、「状態:」欄に「マウントされている」と表示されます。

なお、NOVAXIS ROMイメージが挿入されていないと、SCSIデバイスは起動しませんので、次回以降の起動の場合はそこに気を付けてください。

7. ファイルの移し変え

現在、ハードディスクイメージ自体に、ファイルを書き込む方法は見つかっておりません。
目下のところ、フロッピーディスクイメージにファイルを書き込み、そのフロッピーディスクイメージをルーMSXに挿入して、ハードディスクイメージにコピーするのが唯一の方法です。

一例として、ハードディスクイメージ(A:)にMSX-DOS2.SYSとCOMMAND2.COMを書き込んで、BASICではなくDOSで起動させるまでを説明します。

nfdisk.dsk が挿入されている状態で、下記のようにBASICコマンドを2つ実行します。


copy "b:msxdos2.sys" to "a:
copy "b:command2.com" to "a:

その後すぐにルーMSXを再起動します。
SCSI確認メッセージの後、BASIC画面ではなく、 下記のようにMSX-DOSコマンドライン「A>」が表示される筈です。