刃金作のメカ大全

1.
”大砲付き不良品”

夢神訓
(むじんくん)

全高 200メートル
全重 5万6700トン
最高移動速度 150 km/h
移動方式 二足歩行
操縦要員 無人もしくは1人
第一種兵装 右腕の夢銃(ドリーム・ガン)
口径12 m
出力:1万2000 dp(夢力)
4発まで連射可能その後リチャージ時間要
第二種兵装 自爆装置


600年前の対下僕戦争で、刃金の開発した大型ロボである。王国の空間に普遍する夢エネルギーを動力としている。材質は、モリブデン・夢鉄・防弾ガラス・ジュラルミンなどの色々な素材の寄せ集め。表面は基本的に可動域は横蛇腹、非可動域は縦縞になっている。全体的に、膝から下が長く、腕なども反った少しいびつな形をしているが、魔力により何とかバランスをとっている。歩くときは、タカアシガニのような独特の歩き方になる。
右腕が大型の砲になっている。
その威力は、1斉射でマッスルの下僕数千人をミンチに出来る程度である。
格闘家のような緑の髪の毛があるが、あくまでも作り物。顔も人肌色をしているが、表情はない。

飛行は出来ないものの、運動機能はかなり良く、走ったり、宙返りすることなども出来る。
肩に、数十人の人数を載せて行動することも可能。この時は、速度・運動にかなりの制限が加わるようになっており、射撃も不能。

基本的に乗員は一切必要としないが、一応腹部にコックピットが埋め込まれている。
内部にはモニターが備え付けられ、外部の様子を見たり通信したりすることが可能。
計器類の他に、ジョイスティックのようなものが二本備え付けられているが、これは刃金の設計したメカ特有の「オートフィードバック機能」により、パイロットに「あたかも自分の意志で操縦しているかのような」錯覚を与えるためのものに過ぎない。当然、パイロットに一切の訓練は必要ない。ゲーム中、珠子はこの事を知らされていないため、あれよあれよと照準が合ったりするのを自分の意志だと思っている。

有人操作が必要な唯一の機能は、コックピット内の「緊急ボタン」である。これにより、自爆装置が作動し、巨大な爆風とともに全機能が破壊され回復不能になる。一応パイロットの生命は保証されている...筈である。ゲーム中では、珠子は残骸の中にうずもれて辛うじて生き延びる(眼鏡は割れたが常時スペアを携帯していた)。

600年前の大戦では、結局戦況打破の道具にはならなかった。
その後、催眠都市の近くの夢眠(むうみん)山内の空洞に安置されていたが、対変態侯爵用に再びかり出される。
しかし、スメラギが無断で有人にて出動させた本当の目的は、刃金に真の無力さを教えようとした為である。

2.
”従順なメイドロボ”
YS-12プロトタイプ(試作型)デク

頬を赤らめる。盗美と。左手外れている。

対下僕大戦の10年後に、マッスルの下僕たちの「集団の意志」に注目した刃金が、わがままな妖精たちの代わりにダミー・フェアリーたちを量産しようと開発した機体。「YS」は「夢将軍」の略。緑の髪の毛は、格闘家の強さに感嘆した刃金が設定した。
基本的な性能は、量産型デクと大体同じであるが、量産型の三倍である時速750kmで飛行可能など、細かい違いがある。また潜在的に「生きて」いる量産型と違い生命反応は示さない。ジェットエンジンで飛行し、良くCPUの意志に反して口から殺人光線を放つ。
自意システムを組み込む前に開発が終わったため、誰かが背中にのり、耳に相当するドライヤー型の部品を掴まないと動かない。夢神訓と同じオートフィードバック機能により、掴んで念じるだけで自由に空中を飛ぶことが出来る。
量産型と違い、発声機能が正常に働いていて、「ええ、駄目ですぅ〜」となどと媚びた口調で喋ることが出来るが、操縦者に逆らうことは一切ない。性格は、けもの使いに似せてある。

生者を機械によっておきかえるという狂った計画を発見したスメラギは激怒し、直ちに活火山である夢眠山の火口から、自動システムを組み込むまで待ってくれという刃金の抗議を無視して、投げ捨てた上、火口の下の方で、刃金がプロトタイプデクを回収などしないように待機していた。しかし、格闘家がプロトタイプデクを追ってきて、落下中のプロトタイプを蹴り上げ、自分は墜落し溶岩の中で死ぬことにより、少しだけ似ていたプロトタイプデクが溶けたとスメラギに思いこませることに成功した。格闘家は今わの際に、けもの使いに転生エネルギーを転送してくる者(ドリームダイバー銀次)を阻止するよう託したのである。
実際には、プロトタイプデクのメモリーチップは、格闘家の言葉をすぐに忘れてしまった。プロトタイプデクを回収した刃金は、夢神訓と同じ場所に隠匿しておいた。590年後、夢魔将軍(けもの使い)と、プロトタイプデクに残留していた格闘家の怨念により、
夢魔将軍の怨念によりデクが増産され、それに過去の妖精たちの意志が宿ったものが、心を持たない量産型デクである。

ゲーム中(未来時点)では、プロトタイプデクは、ドリームダイバー銀次のドリームダイブの阻止に成功する(実際は盗美が黒バンダナをかっぱらい、銀次の存在を無に帰させた)。

3.
夢将軍の鎧

レイを人造妖精として転生させる際に、その生き物に有害な「光輝く肉体」を封じ込めるために作られた鎧。
重さは90 kgにも及ぶ。鎧としての防御力も極めて高い。

何とか顔に関しては無害に抑えられているため、特徴であるくちばし型の顔の上半分を隠す兜は、かぶっていなくとも支障はない。